ミルシート電子媒体標準
鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体 標準について
鋼材流通の各分野でEDI化が進む中、ミルシート発行は大量の紙が残る分野であり、鉄鋼メーカーから発行された大量の紙がリレー方式で、発送/仕分/保管されており、各流通の業務負荷を高めていました。また、需要家からも、業務効率化の観点からミルシートの電子媒体化ニーズが出てきており、一部の鉄鋼メーカーの特定品種で電子媒体提供を実施している状況でした。
さらに、紙媒体のリレー方式での運用のため、需要家への到着が遅い(現品の入着に間に合わない)という課題もありました。
一方で、コピー技術向上によるミルシートの不正作成/使用の事例が散見され、鉄鋼メーカーおよび各流通もミルシートの原本保証性に危機感を抱いていました。
このような課題認識のもと、鉄鋼EDIセンターでは、鉄鋼流通における①業務効率化、②原本保証性の向上、および➂各社各様による電子化方式の非効率性の排除を目指し、ミルシート電子媒体化の検討を行い、平成20年(2008年)3月、「鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体 標準(初版)」を作成しました。
令和4年(2022年)10月、 内容を一部見直し、鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体 標準(2022年10月14日発行)を制定
鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体 標準内容
鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体 標準については以下内容を規定しています。
- 電子媒体化要件と基本モデル
- 適用する電子媒体(PDF)
- 電子媒体(PDF)の受渡し
- システム全体構成図
- 需要家手順
- 商社手順
- 鉄鋼メーカー手順
- その他
(1)標準の制定と適用範囲
(2)現行の鉄鋼EDI品質情報・出荷現品情報との関係