国内用バーコード標準

「鉄鋼バーコード標準」の基本的考え方

(1)EDIとのセット運用が前提
  1. バーコードは、これを表示したラベルを現品に貼付して需要家へ提供します。
  2. この現品に関する詳細情報は、EDIによって需要家へ提供します。
  3. バーコードラベルとEDIメッセージとは、キー項目で関連付けされており、需要家は印字されたキー項目のバーコードを読み取る事で、その製品に関するEDIメッセージを参照することができます。
  4. この様な考え方に基づき、バーコードの記載項目はEDIとのマッチンングキー(供給者企業コード、現品/梱包番号)、と主要項目のみに限定しています。
(2)国際先行標準に準拠

米国のAIAG(Automotive Industry Action Group)他の主要先行標準に準拠しつつ、国内鋼材取引の実態にあわせラベル縮小等の調整を加えました。

国内用バーコードラベル構成項目

主なバーコード仕様

(1)主な特長
  1. Code39を使用(チェックディジットなし)
  2. データ識別子はFACTを用いる
  3. バーコード記載項目は最大5項目
(2)添付形態と使用様式
品種・梱包状態 ラベル添付形態の例示 添付形態
(原則)
使用様式
(原則)
薄板コイル/シート
・熱延鋼板
・冷延鋼板
・表面処理鋼板
・ブリキ
・電磁鋼板
・ステンレス鋼板
貼付ラベル A-1
B-1
棒線コイル及び結束材 フープシール C-1
タグ(荷札)
(3)運用方法

本標準の様式は、国内向け及び合意の得られた輸出向けを対象とします。
但し、ここに規定されていない品種は、今後検討予定です。添付位置は以下のとおりとします。

  1. 一体型バーコードラベルの場合、製品ラベルと同運用
  2. 分離型バーコードラベルの場合、製品ラベルと隣接運用

また、バーコードラベル枚数も製品ラベルの運用に合わせます。

【ラベル様式選定の原則】
特に薄板については、製品ラベルとバーコードラベルとの一体型とするか否か、及び様式A、様式Bの選択はバーコードラベルの発行元の任意によります。

(4)様式と記載項目

【様式別記載項目】
3種類の様式のラベルの大きさと記載項目は、下表によります。

様式A 様式B 様式C
A-1 B-1 C-1
大きさ*1
(単位:mm)
100 200 100
90 46.5 32
主対象品種 薄板 薄板 棒線材
主添付形態 貼付ラベル 貼付ラベル フープシール
または
タグ
識別子 最大桁数
記載事項
材料識別コード P 15
供給者企業コード 1V 12
現品番号 S 15
梱包番号 3s 15
発注番号 K 15
メーカー契約番号・行番 1K 15
質量/員数 Q 11
様式名(文字情報)*2 JISI A-1 JISI B-1 JISI C-1
供給者名(文字情報)

*1 ラベルの大きさについては、ハードの制約等により、厳密に守れない場合がある。
*2 JISI:「鉄鋼EDI標準」のBPTD(Business Protocol IDentification): Japan Iron & Steel Industry

(5)データエレメントの定義
データ項目 内容指定者*1 識別子 最大桁数 記載内容
材料識別コード 顧客*2 P 15 注文段階で判明している顧客が明細毎に指定
する管理No.1。
顧客側での照合を目的とする。
供給者企業コード メーカー 1V 12 CII標準企業コード 12桁
現品番号*3 メーカー S 15 現品を識別するユニークなキーであり1年間
は重複しない。
梱包番号*4 メーカー 3S 15 梱包単位に現品を識別するユニークなキーで
あり1年間は重複しない。
発注番号 顧客 K 15 注文段階で判明している顧客が発注単位に
指定する管理No.2。
但し、データがスペースの場合は鉄鋼メー
カー契約番号・行番を表示してもよい。
その場合は識別子は‘1K’とする。
質量/員数 メーカー Q 11 現品の質量および員数。
但し、最大桁数は下記とする。
(内訳)
質量(5桁)
スペース(1桁)
員数(5桁)

*1 顧客指定方法は、メーカーへの注文書による運用を基本とする。
*2 顧客指定項目は、顧客の要請なき場合は打ち出さなくても良い
*3 “切板”等内容の複数鋼材が、個々の現品識別番号を保有しない場合の、いわゆる
  “梱包番号”は「現品表示の最小単位」であり、この『現品番号(S)』に相当する。
*4 “スリットコイル”等内容の複数鋼材が、個々に『現品番号(S)』を保有する場合
   の、いわゆる“梱包番号”“結束番号”は、この『梱包番号(3S)』に相当する。

(備考1)「現品番号」並びに「梱包番号」の項目は、そのうちのいずれか一方を表示する。
(備考2)EDIメッセージとの照合キーは、「供給者企業コード」及び「現品番号」、または「梱包番号」となる。